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 緊急事態宣言の発令に伴い、感染拡大の防止と

 

展示をしてくださる作家様、お越しくださるお客様の安全を第一に考慮し

 

当面の間、休業をさせていただきます。

 

4月以降に予定しておりましたすべての展示は延期とさせていただきます。

 

何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

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この春の展示は作家さんと1年近く前から相談させていただいていて、

 

私自身も展示を拝見するのをとても楽しみにしていました。

 

ただ、相手は目に見えないウイルスであり、誰もが感染のリスクがある中

 

ヨハク としてやるべきこと、できることは何なのかということを作家さんたちとも相談し

 

様々な葛藤はありましたが、春に予定していた展示は全て延期という決断に至りました。

 

作家さんが心血を注いで作り出した作品に直に触れていただくことは

 

精神の生命維持には必要なことであると私は信じています。

 

しかし、今は展示を延期とし、外出の機会を一つでも減らすことが

 

使命感を持って戦っていらっしゃる医療関係の皆さんや

 

様々な理由で外出や仕事をしないといけない皆さん、

 

誰かの、私の周りにいる大切な人の命を守れるのではないかという思いに至りました。

 

とはいえ、いつ再開できるのか全く見えない状況です。

 

でも必ず再開します。

 

一日でも早くその日が来るように自身を律し、小さくても出来ることを続けていきます。

 

最後になりますが、私が店舗を休業するという選択ができたのは

 

医療関係や行政関係の皆さん、

 

また感染防止に、日常生活の維持に日々ご尽力されている皆さんがいるからです。

 

深く感謝申し上げます。

 

 

                              ヨハク店主 杉本奈央子

 

 

 

 

 

「 蠢堂標本展 」終了致しました。

 

息遣いを感じる標本からは、そこに確かに命が存在していたことを感じました。

 

動物や植物から得た素材をこういった表現で問うことは

 

命から離れてその形を変えても、息遣いや生命力を確かに感じることが出来るということを

 

気づかせてくれる展示になってたのではないかと思いました。

 

樹脂標本の、肺に残った最後の空気を満足げに吐き出したように

 

のぼっていく気泡がとても美しく、胸を打たれました。

 

ナカタさんとは会期中にいろいろな企みについて話しをしましたので

 

またいつか、蠢く標本を見たいな、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                   渡部真由美 個展「どこにもなにもわからない」終了致しました。
私自身が、作品に向き合うことの自由さを改めて感じる事のできた展示でした。
声高に主張する事の無い作品だからこそ試されているようにも感じましたが
「わからない」という解釈もまた一つの事実で、正直に認めた上で何を感じるのか。
眺めるたびに気持ちが落ち着いていく様な展示期間でした。
さて、ヨハクはまたしばらくお休みを頂きます。
次にお目にかかるのは秋頃になる予定です。
では、また。

 
イオクサツキさんの展示は今週いっぱいまでとなります。
最終日にはイオクさんが在廊してくださる予定です。
 
ぜひお越しください。

 

 

□□ Home center □□

 

山﨑菜穂子 型染布展「 Home center 」終了致しました。

 

触って、眺め、小さく笑みを浮かべながら、

 

誰かの為に、自分の為に布を選ぶ姿を沢山拝見しました。

 

お越し頂いたみなさま、ありがとうございました。

 

次回の展示は少しだけ間をあけて、6月頃を予定しています。

 

詳しい事はもう少し先に。

 

では、みなさまよい連休をお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□□ 蠢く □□

 

芦屋川の桜が咲きました。

 

今週金曜日からいよいよ山﨑菜穂子さんの展示が始まります。

 

お休みを頂いておりましたヨハクも動き出します。

 

2019年は6月までに3つの展示をご覧頂き、

 

また秋頃からいくつかの展示をご覧頂く予定です。

 

じっくりと噛み締めるように私自身も作家さんと展示と向き合いたい。

 

作家さんにとっても、ヨハクにとっても、ご覧頂く皆さんにとっても

 

何かその先へ続いていく様な瞬間が持てたらいいな、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 □□ ときをつむ □□

 

 中嶋寿子 陶展「 ときをつむ 」終了致しました。

 

展示期間中には冬の色がぐっと濃くなり、冴えた空間に佇む作品は

 

とても美しく感じました。

 

お越し頂いた皆様、ありがとうございました。

 

 

ヨハクの年内営業はこれで終了です。

 

2019年は春頃にお目にかかりたいと思います。

 

少し早いですが、2018年もありがとうございました。

 

2019年も変わらず進んでまいりたいと思いますので

 

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 □□ 営業のお知らせ □□

 

長らくお休みを頂いておりましたが、12月1日(土)〜16日(日)まで営業致します。

 

この期間には、中嶋寿子さんの展示をご覧頂きます。

 

秋に金沢で中嶋さんにお会いして、様々な話をしたり、人と出会ったりしました。

 

彼女の大切にしている生活圏を実際に見て、感じて、思ったことをじっくり話しました。

 

そのことがお互いに取って良い栄養分となり、

 

見て下さった方の心に小さな刺を残す様な展示が出来たら素晴らしいな、と思っています。

 

 

 

中嶋寿子 陶展   「 ときをつむ 」
2018年12月1日(土)〜 16日(日)
営業時間   11時〜18時
定休日   月・火・水
在廊日 :12月1日(土)2日(日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 □□ 山茶碗 □□

 

 年内最後の展示が始まりました。

 

mushimegane books. さんのつくりだす現代の「 山茶碗 」は

 

彼女の側にある景色や背景をそのままにうまれた、

 

ひとつひとつ趣の違う面白さに溢れています。

 

今回は、山茶碗の他にも大皿や片口、マグカップにオブジェ等

 

暮らしの側にある器もたくさんお持ちくださいました。

 

器を両手で包むように触れ、様々な角度から眺め

 

景色の違いや手のひらに当たる土の質感を楽しみ、

 

ぜひその手に一番しっくりくる逸品に出会っていただきたいと思います。

 

会期は24日(日)まで。

 

ぜひお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□□ 踊る 踊る 踊る □□
山﨑菜穂子 型染布展 「 野菜は踊る 」始まりました。
 
今回 山﨑さんが選んだモチーフは、
 
レタスにキュウリ、カイワレ、ブロッコリー。
 
どれも山﨑さんらしい受け止め方でその野菜たちの一瞬を型におこし、
 
山﨑さんらしい投げ方で布に色を染めています。
 
それをハンカチやバッグ、パネルブローチなど、
 
生活の中で楽しめるものたちへと変化させて下さいました。
 
山﨑さんの染めた布をじっくり眺めていると、
 
私にはレタスは個々の魅力に溢れたコールドバレエ、
 
キュウリは小さな身体で厳かに舞う民族舞踊家、
 
カイワレは凛とした色白の日本舞踊の踊り子さん、
 
ブロッコリーは楽しげにコンテンポラリーダンスを踊る可愛い女の子に見えてきました。
 
是非、皆さんにもじっくりご覧いただきたいと思います。
 
 
山﨑さん在廊日  11月12日(日)
 
 
 
 
 
 
 

 
□□ とろとろと硬いガラス □□
オオタガラス研究室 作品展「  grey  」始まりました。
 
曖昧でもやもやとした色合いや質感は
 
何だかとろとろとした液体を思わせます。
 
そんなはずは無いけれど、まさかと触れてみて
 
硬いガラスであることに安心している自分がいるのです。
 
何とも不思議なガラスです。
 
展示は今月22日まで。
 
14日(土) 、22日(日) は太田さんの在廊を予定しています。
 
ぜひお越しください。
 
 
 
 
 

 

□□ グレー □□

 

お休みしておりましたが、そろそろ動き出します。
 
この夏は随分自由にゆっくりしていました。
 
特に新しいことにチャレンジした訳でも
 
思い切って行ったことの無い場所に行った訳でもありませんが
 
楽しくて、いい夏でした。
 
秋と冬は忙しくヨハクで楽しい時間を過ごしたいと思います。
 
 という訳で、10月6日(金)よりオオタ硝子研究室さんの作品展をご覧頂きます。
 
今回のテーマは「  grey  」
 
灰色のグレー、曖昧のグレー
 
様々なグレーをご覧頂きます。
 
凛として柔らかに光を通す百面相な太田さんのガラス。
 
どんなグレーが並ぶのか、楽しみです。
 
 
 
 

    
                                                                                                                               
□□ 「顔は顔で顔が顔」  の顔 □□
渡部真由美さんの展示が始まっています。
 
今回は、平面、立体、大小様々な「顔」が120余りに渡って並んでいます。
 
まさに顔だらけ。
 
展示が始まって、渡部さんや渡部さんを知っている人や渡部さんの作品を知っている人と
 
 渡部さんの創る「顔」について話をしました。
 
みんな持っていて、毎日、誰かしら、何かしら、二次元だったり、三次元だったりの
 
「顔」を目にしているので、好みや受け取り方が千差万別で興味深いです。
 
私は、渡部さんの作品を見ると安心します。
 
それは丁度バランス良く喜怒哀楽の感情が無くて、作品と一対一になっても
 
何も強要してこないから。
 
何も訴えかけないからこそいつでも自由に作品に対峙できるのが
 
渡部さんの作品を追いかけ続けてしまう理由の一つかもしれません。
 
何にも言わない「顔」たち。
 
是非ご覧ください。
 
 
 
渡部真由美 個展   「顔は顔で顔が顔」
2017年5月18日(木)〜6月4日(日)
営業時間   11時〜18時
定休日   月・火・水
※渡部さんの在廊の詳細に関しては twitter にてお知らせ致します。
 
 
 
 
 
 

 

□□ 顔 □□

 

連休ですね。

 

5月18日より渡部真由美さんの展示を予定していますので、

 

連休はそのお知らせの準備をせっせとしています。

 

DMの「顔」を沢山並べていると不思議な気持ちになりました。

 

印刷されているものなので同じ顔のはずなのですが、

 

急に違って見えたりしてちょっと怖いです。

 

私の他者に対する好き嫌いは、顔の好き嫌いに割と比例しているように思います。

 

老若男女問わず、顔が好きだと大抵の事は好きでいられる気がします。

 

パーツの大きさや配置、質感が丁度いいバランスで存在していると

 

どれだけ眺めても飽き足りません。

 

「どんな顔が好きか」「何故その顔が好きなのか」

 

いつまででも話していられる気がします。

 

渡部さんの表現する「顔」を眺めながら、その人となりやその顔に隠れているものを

 

ぐるぐる考えあぐね続けたいと思います。

 

 

 

 

渡部真由美 個展「顔は顔で顔が顔」

5月18日(木)〜6月4日(日)

営業時間:11時〜18時

定休日:月・火・水

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□□ 始まりました □□

 masaco. の展覧会が始まりました。
 

身につけると、ふっと心が開くように笑みがこぼれてしまう masaco. のモノたちが

 

今回も沢山並んでいます。

 

プリントにパッチワーク、異素材使いやハオリにも使える様々なタイプのシャツに

 

トートとしても使えるリュック、紙袋をモチーフにしたバッグ。

 

サイズも種類も様々お持ちくださっていますので、

 

色々試してお気に入りを見つけて頂きたいと思います。

 

 

 

     在廊予定日:18日(土)19日(日)26日(日)