「 蠢堂標本展 」終了致しました。

 

息遣いを感じる標本からは、そこに確かに命が存在していたことを感じました。

 

動物や植物から得た素材をこういった表現で問うことは

 

命から離れてその形を変えても、息遣いや生命力を確かに感じることが出来るということを

 

気づかせてくれる展示になってたのではないかと思いました。

 

樹脂標本の、肺に残った最後の空気を満足げに吐き出したように

 

のぼっていく気泡がとても美しく、胸を打たれました。

 

ナカタさんとは会期中にいろいろな企みについて話しをしましたので

 

またいつか、蠢く標本を見たいな、と思っています。