秋の一日

 

このところ、ブログが展示の事ばかりでしたね。


一昨日は秋の一日を満喫してきましたので、今回はその事を少し。


私が教えて頂いているお茶の先生は、お稽古の一環としてお茶事をされるのですが


一昨日は三木にある茶室を借りてのお茶事でした。


亭主や半東、正客、客に至るまで全て自分たちでお役を頂き進めていくのですが、


お稽古の一環なので皆、自分の苦手な分野だったり少し足りない部分のお役を努めます。


私は裏方で料理の担当をさせていただいたのですが、なにせ懐石料理なんて自宅で作った事もなく


困り果てていたのですが、ご近所の和食屋さんがお茶事のお料理に詳しい方だったので


相談しながら献立を決めて、材料の仕入れ先から細かい調理方法まで教えて頂き、


なんとか乗り切る事が出来ました。


情けないですが、生まれて始めて食用菊を自宅で茹でました。美味しいものなんですね、発見。


無事お料理を出し切った後に、嘘みたいに真っ赤に色づいた紅葉を見ながらお茶室へ向かい


薄暗い四畳半の小間の中で頂いたお濃茶の美味しかった事。


大変だったけれど頑張って良かったな、と思いました。


30を幾つも過ぎると、仕事以外で何かを懸命に習得したりする機会はそんなにありません。


お役の皆さんに助けて頂き、貴重な一日が過ごせた事。本当にいい経験でした。


しかし着物で料理をしたり、緊張の中お茶を頂いたりして相当疲れていたのか


帰ってからは荷解きもそこそこに10時間くらい眠ってしまいました。


そして約1ヶ月、練習がてら毎晩和食(しかも同じ献立)だったので


中華や洋食が恋しくて仕方ありません。


とりあえず、昨日はミートソース、今日はカレー、明日は麻婆豆腐に天津飯!


折角習得したお料理を忘れてしまいそうで怖いです。