ヨハクの本棚から⑧

 

図書館に通い始めました。

 

お店に来る道すがらに寄り道をしていて偶然発見した事がきっかけです。

 

ここ1年くらいずっと、昔読んだ(読んだつもりになっている)児童文学や

 

食わず嫌いで読んでこなかった名作なんかをきちんと読まないとなあ〜と思っていました。

 

図書館で借りて読めば、本当に必要で買うべき本かを事前に確認出来るし、

 

気に入らない装幀でも読む間だけカバーをつければいい。

 

それに図書館には、児童書から専門書まで自分じゃ辿り着けない部類の本まで揃っている。

 

(聞けば無い本はお取り寄せしてくれるらしい)

 

なんて素晴らしいんだ、図書館。 もう、ビバ図書館 !!なのであります。

 

初回、あまりの嬉しさに調子に乗って結構な数を借りたら鞄のヒモがちぎれそうになったので

 

今は一度に2冊まで、と自分に制約を課し、2週間に1回通っております。

 

ただ、気がかりは毎回借りる2冊の内訳が「落語か茶道の本」と「児童文学」といったよりぬきで

 

履歴のみから人物像を推測されるとおそらく「小学校高学年の孫のいる老婆」である事。

 

これでいいものかと不安がよぎり、みなさんがどんなものを読んでいるのか観察したらば、

 

小学生男子(おそらく4年)→ 主に時刻表からアリバイが崩れる類いの推理小説

 

主婦(おそらく40代)→ 赤い文字が表紙を飾るファッション雑誌

 

30代の男性(おそらく仕事中)→ 小学生向け動物図鑑

 

昨日は、元高校球児で実家が寿司屋、映画デビュー作が「瀬戸内少年野球団」の50代俳優が

 

上半身裸で自慢の肉体美を披露しながら大きく長い息を吐くダイエット本、

 

を探している初老の男性に遭遇してしまいました。

 

… 図書館 イズ フリーダム !!

 

もう、何の迷いも無く「小学校高学年の孫のいる老婆」な趣向で選び続けられます。

 

今はずっと気になっている「宮沢賢治」作品をもう一度読み始めました。

 

中でも「銀河鉄道の夜」を読み返してみて驚いた事は、子供の頃あんなにも憎くて嫌いだった

 

”ザネリ”のことが、そんなに嫌な奴に思えなかった事。

 

年を重ねると「わかってあげられること」が増えるものだ、という自分に気づいただけでも

 

改めて読んだ意味がありました。

 

ずっと気になっていた結末も確認出来ましたし、満足、満足。

 

はてさて、次は何を借りましょうかね ?

 

 

 

 

 

銀河鉄道の夜 - 宮沢賢治童話集Ⅱ - (岩波書店)